2021年12月〜2022年1月にかけてオルタナティブ・スペースの内装施工を行った。
この作業費は、アーツコミッション・ヨコハマによる「2021年度 ヨコハマ創造産業振興助成」を受けて行った。

(その他、株式会社 泰有社による出資、アーティスト増山士郎さんによる一部資材提供)

そして、施工作業はアーティストの山田裕介さん・杉山孝貴さんのお二人(一部協力:下司悠太さん)。山田・杉山両氏は、黄金町エリアや横浜トリエンナーレなどを通じ会場施工の経験が豊富。発注主である渡辺もこれまでいくつもホワイトキューブを作ってきた。ウッドショックが重なり予算調整の苦労もあったが、様々にアイデアを出し合って最適解となる答えを目指した。何より、山田・杉山両氏の努力に感謝したい。

 

<施工内容>

それまで140平米あった渡辺篤の制作スタジオをちょうど70平米ずつに仕切り、オルタナティヴスペースと制作スタジオに用途を分けた。

天井側は元からあった軽鉄を取り外し、電気工事を施し、ダクトレールを取り付け。

壁面は全て木製壁に加工。また、スタジオスペースと階段/踊り場側との仕切りとなる部分は可動壁にした。可動壁は裏側を棚にしたり、内部に入って配線加工をしたり収納をしたりができるようになっている。

床面はクラックの補修、シーラー塗装、本塗装4回塗り。

展覧会やイベント利用に特化した空間が出来た。

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施工:山田裕介、杉山孝貴

協力:下司悠太

一部資材提供:増山士郎

オーナー:株式会社 泰有社

助成:2021年度 ヨコハマ創造産業振興助成(アーツコミッション・ヨコハマ) 

 

アーツコミッション・ヨコハマ